ドラクエ10の独特な戦闘システム壁・すもうについて解説します。
強敵(常闇や聖守護者など)では壁システムをきちんと理解し、それをうまく利用しなければ勝てません。
・移動干渉を利用して壁になる
ドラクエ10は従来のドラクエとは異なり、アクション要素が多分に追加されています。これによって、敵に近づいたり離れたり等、移動による戦闘システムへの干渉が起こるようになりました。
これを利用して、敵の行動を遅延させる・疎外させることを壁(すもう)と表現します。
上記のような戦闘があったとしましょう。
戦士・武闘家・旅芸人・僧侶の構成です。
この状態で、敵が僧侶を攻撃しようと思ったとき。
敵は僧侶までの一直線を最短距離で移動してきて、僧侶に攻撃を仕掛けてきます。
ここで戦士等の前衛職が、この矢印の位置、敵と僧侶の間に割って入ることで、敵が僧侶に攻撃するのを邪魔することができます。
このように、特に後ろにポジションをとっている僧侶・魔法使い等の後衛職に対して、自らが壁になることを壁と言います。
この状態からでも敵が引き続き、ターゲットである僧侶に対して移動を継続していくと、壁になっている戦士と敵との間ですもう状態が発生します。
すもう状態が発生すると、敵が僧侶に到達するのをきっちりと邪魔することができますね。
・壁のメリットってなんだ?
じゃあ壁をすると何がいいことあるのだろう?となりますが、この相撲状態が発生すると敵が約8秒~15秒ほどの間、一切攻撃せずにプレイヤーが自由に行動できる時間を稼げます。
僧侶であれば、聖なる祈り、天使の守り、ベホマラーなど。戦士や武闘家であれば、2~3回程攻撃する時間ができることになります。壁を成立させる回数が多ければ多いほど、敵の攻撃を受ける回数がへり、こちらが攻撃の手数を増やすことができるいいこと尽くしです。
これは強敵であればあるほど有効な戦術となります。常闇や聖守護者といったエンドコンテンツでなくとも、コインボス相手でも十分有効な戦術となるため、必ず理解していつでもこの状況に持っていけるように意識しておきましょう。
下の図は、戦闘時における理想的なPTの配置になります。
後衛は常に前衛の後ろに位置して、前衛が壁になるようなポジショニングをキープしましょう。
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